ニュース 2021/02/10 19:00
中国:華為が米FCC提訴、「安保上の脅威」指定に不服
産業・企業
中国の通信機器メーカー最大手、華為技術(ファーウェイ)は8日、米連邦通信委員会(FCC)が同社を米国の「安全保障上の脅威」と認定したことを巡り、米連邦高裁に提訴した。ファーウェイは訴訟文書の中で、FCCの決定は職権を逸脱しており、違憲だと指摘。「根拠に乏しい」と非難した。また、FCCの決定が米国の通信業界や関連製造業、サービス業にマイナスの影響を及ぼす可能性に言及している。
FCCは2020年6月、ファーウェイと中興通訊(ZTE:763/HK)を「安全保障上の脅威」と認定。米国企業が政府からの補助金を利用し、両社から製品を購入することを禁止した。ファーウェイはこの認定を見直すよう求めていたが、FCCは12月、この申し立てを却下している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
FCCは2020年6月、ファーウェイと中興通訊(ZTE:763/HK)を「安全保障上の脅威」と認定。米国企業が政府からの補助金を利用し、両社から製品を購入することを禁止した。ファーウェイはこの認定を見直すよう求めていたが、FCCは12月、この申し立てを却下している。
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