ハイエンド産業の成長を支える法人所得税の優遇策が再び導入される。財政部など政府4部門は16日、「集積回路（IC）・ソフトウエア産業の質的向上を促すための国務院からの通知」を発表した。2020年1月1日を起点として実施する。
　主な内容は、◆回路線幅28ナノメートル（nm）以下製造プロセスを導入した運営15年以上の製造企業と事業プロジェクトに対し、1年目から10年目までの所得税を免じる、◆65nm以下製造プロセスを導入した運営15年以上の製造企業と事業プロジェクトは、1年目から5年目まで所得税免除、6年目から10年目まで所得税半減（25.0→12.5％）とする、◆130nm以下製造プロセスを導入した運営10年以上の製造企業と事業プロジェクトは、1年目から2年目まで所得税免除、3年目から5年目まで所得税半減とする――など。IC設計、装置、材料、封止、検査、ソフトウエアの関連企業に対しても、技術レベルに応じた優遇税制を定める。




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