ニュース 2021/08/24 19:00
中国:寧夏で「腺ペスト」患者確認、内モンゴルで感染
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】寧夏回族自治区の衛生健康委員会は22日、寧夏医科大学総病院で「腺ペスト」の患者が確認されたと発表した。患者は内モンゴル自治区オルドス市に住む牧畜業の女性(55)で、地元で感染したとみられる。吐き気を訴えて14日に病院で診察を受け、その後、転院先の同病院が「腺ペスト」と診断した。現在、女性の症状は重いという。
寧夏回族自治区政府は22日、ペストの感染拡大防止態勢では4段階で最低ランクとなる「4級」を発動。感染が広がらないよう各種の対策を始めた。ペストは致死率が高く、中国で法定伝染病の筆頭に指定されている。ノミが媒介してげっ歯類の間で流行するが、ヒトも感染する恐れがある。
内モンゴル自治区では昨年8月、ペスト菌に感染した1人が死亡。7月にも感染者1人が確認されている。中国では2019年にも計5人の患者が確認され、1人が死亡した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
寧夏回族自治区政府は22日、ペストの感染拡大防止態勢では4段階で最低ランクとなる「4級」を発動。感染が広がらないよう各種の対策を始めた。ペストは致死率が高く、中国で法定伝染病の筆頭に指定されている。ノミが媒介してげっ歯類の間で流行するが、ヒトも感染する恐れがある。
内モンゴル自治区では昨年8月、ペスト菌に感染した1人が死亡。7月にも感染者1人が確認されている。中国では2019年にも計5人の患者が確認され、1人が死亡した。
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