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  ニュース     2020/12/17 20:59

中国:華為の「ハーモニー2.0」、21年普及目標1億台 無料記事

 華為技術(ファーウェイ)は16日、自主開発した新基本ソフト(OS)「ハーモニー(鴻蒙)2.0」の携帯電話開発者向けのベータ版を発表した。同時に、40以上の主流ブランドの1億台以上の設備で採用されることを2021年の目標として掲げている。新浪科技などが同日報じた。
 ハーモニーは、米国の規制でグーグルのアンドロイドOSが使用できなくなった場合に備えて開発したもの。ファーウェイは依然として世界で6億人のユーザーを抱える携帯電話2位ブランドのため、ハーモニーはアンドロイド、アップルのiOSと携帯OS市場を三分することとなる。現行のファーウェイ携帯電話は、90%以上がハーモニーにアップグレードできる見通しだ。
 ベータ版の発表会で同社コンシューマービジネスグループソフトウェア部門の王成録・総裁は、今年既に広東美的集団(Midea:000333/SZ)、九陽電器 、杭州老板電器(002508/SZ)、深セン市海雀科技有限公司がハーモニーOSを採用したと明らかにした。
 王総裁はまた、同OSはIoT(モノのインターネット)のために生まれたと強調。ハーモニーがあれば京東集団(JDドットコム:9618/HK)のアプリをテレビで使用できる他、冷蔵庫などディスプレイを備えた機器でも使えるなど、あらゆる機器がJDの窓口になると利便性を説明した。



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