ニュース 2020/11/10 19:00
中国:銀行カードを他人に販売、詐欺用口座から金銭流用
リスク管理・社会
他人に自身の銀行カードを売却し、その後、入金された金銭を不正に引き出したとして、18歳の男が刑事拘留された。売却したカードはインターネット詐欺の入金口座に使われていたという。武漢晩報が9日付で伝えた。
今年7月、18歳の李(姓のみ公表)は知人から「自分の名義で銀行カードを作り、売ってくれないか」と頼まれた。報酬は1000人民元(約1万5000円)。お金欲しさに李は銀行カードを4枚作り、知人に渡した。
しかし、李はその後再び銀行に行き、カードの紛失届を提出。その際、口座のうちの1つに自分が入金したものではない約4万人民元の預金があることを窓口で聞いた。李はその金を引き出した。
口座から金が引き出されていることを知った詐欺グループは李を探したが、見つけることができなかった。知人が警察に李の失踪を届け、数カ月後に李は逮捕された。捜査の結果、李が売却したカードはネット詐欺の入金口座に使われていたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今年7月、18歳の李(姓のみ公表)は知人から「自分の名義で銀行カードを作り、売ってくれないか」と頼まれた。報酬は1000人民元(約1万5000円)。お金欲しさに李は銀行カードを4枚作り、知人に渡した。
しかし、李はその後再び銀行に行き、カードの紛失届を提出。その際、口座のうちの1つに自分が入金したものではない約4万人民元の預金があることを窓口で聞いた。李はその金を引き出した。
口座から金が引き出されていることを知った詐欺グループは李を探したが、見つけることができなかった。知人が警察に李の失踪を届け、数カ月後に李は逮捕された。捜査の結果、李が売却したカードはネット詐欺の入金口座に使われていたという。
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