ニュース 2021/01/29 19:00
アリババ傘下アント、持ち株会社設立は春節前に確定も
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)傘下の金融サービス会社、マ蟻集団(アント・グループ)が持ち株会社を設立し、その傘下に金融関連事業を組み入れる計画について、春節連休(2月11〜17日)前にも確定する見通しだ。外電が1月27日、消息筋情報として伝えたもの。また再編後には、消費者金融事業が縮小される見通しという。
アントによる金融持ち株会社の設立を巡っては、中国人民銀行(中央銀行)が昨年末、事実であることを認めた。アントは証券、保険など複数の金融機関を組み込む方向で、金融持ち株会社の設立案を策定中と説明している。ただ、アントの主力である決済業務「支付宝(アリペイ)」が同持ち株会社に組み込まれるかどうかは、明らかにされていない。
一部メディアはこれ以前に、アントが金融関連事業を新設する持ち株会社の傘下に置くもようと報じた。この持ち株会社は、銀行同様の監督下に置かれる可能性があるという。仮に銀行と同水準の規制が適用された場合、アントは自己資本を積み増す必要があり、これによって消費者金融事業などの成長が鈍化する可能性が指摘されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
アントによる金融持ち株会社の設立を巡っては、中国人民銀行(中央銀行)が昨年末、事実であることを認めた。アントは証券、保険など複数の金融機関を組み込む方向で、金融持ち株会社の設立案を策定中と説明している。ただ、アントの主力である決済業務「支付宝(アリペイ)」が同持ち株会社に組み込まれるかどうかは、明らかにされていない。
一部メディアはこれ以前に、アントが金融関連事業を新設する持ち株会社の傘下に置くもようと報じた。この持ち株会社は、銀行同様の監督下に置かれる可能性があるという。仮に銀行と同水準の規制が適用された場合、アントは自己資本を積み増す必要があり、これによって消費者金融事業などの成長が鈍化する可能性が指摘されている。
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