ニュース 2020/12/15 19:00
中国:21年中国NEV販売5割成長、新車全体の7%近く
経済・統計
外資合弁自動車大手の一角が新エネルギー自動車(NEV)市場の急成長を確実視している。一汽大衆汽車(一汽VW)子会社である一汽大衆銷售有限責任公司(一汽VW銷售)の馬振山・執行副総経理(兼「フォルクスワーゲン」ブランド執行総監)はこのほど、今年下半期のNEV販売拡大が今後も持続するとの認識を示した。需要の伸びを踏まえた場合、2020年比の販売5割増が楽観できると強調したという。経済日報などが15日付で伝えた。
新車販売全体に占めるNEVの比率も拡大する見込み。NEV比率が7%近くにまで上昇すると予測した。フォルクスワーゲン、トヨタなどが新製品を投入することで、市場の成長に弾みがつくと想定している。うちハイブリッド車(HEV)の販売に関しては、20年の概算45万台から21年の80万台以上に膨らむと分析した。
工業和信息化部(工業情報化部)によると、21年通年のNEV販売は、130万台を超える見通し。前年と比較し、8%近くの伸びを達成するとみられるという。この数字に基づいた場合、21年のNEV販売は200万台近くに達する計算だ。
中国のNEV販売は、足元で5カ月連続のプラス成長を確保している。11月の販売台数は、前年同月比104.9%増の20万台。1〜11月の累計では、前年同期比3.9%増の110万9000台に拡大し、年初来で初めてプラス成長に転じた。種類別の11月販売台数は、EVが100.5%増の16万7000台、プラグインハイブリッド車(PHV)が128.9%増の3万3000台と、いずれも前月を上回って伸びている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新車販売全体に占めるNEVの比率も拡大する見込み。NEV比率が7%近くにまで上昇すると予測した。フォルクスワーゲン、トヨタなどが新製品を投入することで、市場の成長に弾みがつくと想定している。うちハイブリッド車(HEV)の販売に関しては、20年の概算45万台から21年の80万台以上に膨らむと分析した。
工業和信息化部(工業情報化部)によると、21年通年のNEV販売は、130万台を超える見通し。前年と比較し、8%近くの伸びを達成するとみられるという。この数字に基づいた場合、21年のNEV販売は200万台近くに達する計算だ。
中国のNEV販売は、足元で5カ月連続のプラス成長を確保している。11月の販売台数は、前年同月比104.9%増の20万台。1〜11月の累計では、前年同期比3.9%増の110万9000台に拡大し、年初来で初めてプラス成長に転じた。種類別の11月販売台数は、EVが100.5%増の16万7000台、プラグインハイブリッド車(PHV)が128.9%増の3万3000台と、いずれも前月を上回って伸びている。
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