ニュース 2021/04/19 19:00
中国:海外産ワクチン初承認か、独ビオンテック製候補に
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国政府が7月までに、海外で開発・製造された新型コロナウイルス感染症ワクチンの使用を承認するもようだ。複数の関係者によると、独ビオンテックが開発したワクチンについて、中国当局が臨床試験データを精査中。今後10週間以内に、国内での販売を認める意向という。香港経済日報が19日、外電報道を引用して伝えた。
報道によると、中国では専門家や外国企業の間で、海外製ワクチンの使用も認めるよう求める声が高まっているという。なお、ビオンテックは昨年12月、上海復星医薬集団(2196/HK)と提携関係を結び、2021年にワクチン1億回分を中国に供給することに合意している。
ただ、関係者によると、ビオンテック製ワクチンの承認スケジュールは未確定。中国製ワクチンの海外での販売状況に左右される可能性もあるという。
なお、中国疾病対策予防センター(CCDC)の高福・主任は先ごろ、中国製ワクチンの有効性は「高くない」とコメント。異なるワクチンの混合接種を含め、防御効果を高める選択肢を検討していることを明らかにした。
中国当局によると、17日時点での国内ワクチン接種回数は1億8980万回。うち人口約2600万人を擁する上海市では、接種回数が1000万回を突破している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、中国では専門家や外国企業の間で、海外製ワクチンの使用も認めるよう求める声が高まっているという。なお、ビオンテックは昨年12月、上海復星医薬集団(2196/HK)と提携関係を結び、2021年にワクチン1億回分を中国に供給することに合意している。
ただ、関係者によると、ビオンテック製ワクチンの承認スケジュールは未確定。中国製ワクチンの海外での販売状況に左右される可能性もあるという。
なお、中国疾病対策予防センター(CCDC)の高福・主任は先ごろ、中国製ワクチンの有効性は「高くない」とコメント。異なるワクチンの混合接種を含め、防御効果を高める選択肢を検討していることを明らかにした。
中国当局によると、17日時点での国内ワクチン接種回数は1億8980万回。うち人口約2600万人を擁する上海市では、接種回数が1000万回を突破している。
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