ニュース 2020/12/15 19:00
香港「蘋果日報」創業者が国安法違反で起訴、中国移送の恐れ
政策・政治
香港の有力紙「蘋果日報」で知られるメディア会社「壱伝媒」創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏がこのほど、香港国家安全維持法(国安法)に違反し、外国勢力と結託した罪で起訴された。この罪状は中国当局である駐香港国家安全公署の管轄となるため、中国最高法院が審理を指揮する。黎氏は中国本土に移送される可能性もあるという。複数メディアが伝えた。
国安法は第29条で「外国勢力と結託し、香港または中国本土に制裁、封鎖、その他の敵対行動を行った」場合、「外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えた罪」になると規定。無期または10年以上の懲役刑を科すと定めている。
香港の西九竜裁判所は12日、黎氏の初公判期日を4月16日と決定。黎氏の保釈を認めず、初公判までの拘留を決めた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国安法は第29条で「外国勢力と結託し、香港または中国本土に制裁、封鎖、その他の敵対行動を行った」場合、「外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えた罪」になると規定。無期または10年以上の懲役刑を科すと定めている。
香港の西九竜裁判所は12日、黎氏の初公判期日を4月16日と決定。黎氏の保釈を認めず、初公判までの拘留を決めた。
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