ニュース 2021/04/19 19:00
香港「蘋果日報」創業者に禁錮14カ月、米国務長官が批判
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】香港の裁判所は16日、2019年8月に行われた2つの違法集会に参加した罪で、「蘋果日報」で知られるメディア会社「壱伝媒」創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏にそれぞれ禁錮1年、同8カ月の判決を言い渡した。2つの刑は同時に執行され、実際は14カ月拘留される。台湾メディアの中央通信社などが伝えた。
このほか、他の民主活動家9人にも判決が言い渡された。うち議員の李卓人・副主席に対しては、禁錮11カ月の判決が出ている。
米ブリンケン国務長官は16日、一連の判決について「英中共同声明と香港基本法が保障する権利・自由を破壊し、一切の異議申し立てを認めないという前例を再び作った」などと批判した。欧州連合(EU)報道官も16日、判決に対する深刻な懸念を表明している。
黎氏は2020年8月に「外国や境外勢力と共謀・結託して、国家の安全に危害を加えた」として拘束され、拘留が続いている。公判は6月15日に始まる予定で、黎氏の拘束はさらに長引くとみられている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
このほか、他の民主活動家9人にも判決が言い渡された。うち議員の李卓人・副主席に対しては、禁錮11カ月の判決が出ている。
米ブリンケン国務長官は16日、一連の判決について「英中共同声明と香港基本法が保障する権利・自由を破壊し、一切の異議申し立てを認めないという前例を再び作った」などと批判した。欧州連合(EU)報道官も16日、判決に対する深刻な懸念を表明している。
黎氏は2020年8月に「外国や境外勢力と共謀・結託して、国家の安全に危害を加えた」として拘束され、拘留が続いている。公判は6月15日に始まる予定で、黎氏の拘束はさらに長引くとみられている。
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