重慶市高新区の新型コロナウイルス対策部門は11月26日、工業団地「重慶西永微電園」に入居する韓国の半導体メーカー、SKハイニックスで新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。感染者は韓国人の男性従業員。四川省成都市から出国後、韓国到着後のPCR検査で陽性と確認された。症状は出ていないという。複数メディアが伝えた。

　SKハイニックスの重慶工場は一時操業を停止し、従業員全員のPCR検査を始めた。男性が滞在していた重慶市内のホテルも休業し、従業員と宿泊客の特定とPCR検査に着手している。

　国家衛生健康委員会によると、29日に確認された新型コロナウイルス感染者は18人。うち海外での感染者が15人、国内での感染者が3人でいずれも内モンゴル自治区で確認された。30日午前0時現在の感染者は277人（うち重症者は7人）で、累計感染者数は8万6530人、累計死者数は4634人となっている。


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