ニュース 2021/06/08 19:00
中国:5月外貨準備3.22兆ドル、2カ月連続増で16年2月以来高水準
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した今年5月末の外貨準備高は3兆2218億300万米ドル(約352兆円)となり、前月比で236億2300万米ドル(0.73%)増加した。プラス成長は2カ月連続。準備高は市場予想(3兆2150億米ドル)をやや上回った。2016年2月以来の高水準に達している。
国家外貨管理局は外貨準備の増加について、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展、主要国の金融政策やインフレ見通し、マクロ経済動向などが影響し、非米ドル通貨の相場が上昇したためと説明している。
一方、為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでも外貨準備高は増加。5月末時点で2兆2301億3500万SDRと、前月末から29億7000万SDR(0.13%)拡大した。
一方、純金の保有量は2019年と同水準。6264万オンス(1948.1トン)を保った。21カ月連続の横ばいで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国家外貨管理局は外貨準備の増加について、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展、主要国の金融政策やインフレ見通し、マクロ経済動向などが影響し、非米ドル通貨の相場が上昇したためと説明している。
一方、為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでも外貨準備高は増加。5月末時点で2兆2301億3500万SDRと、前月末から29億7000万SDR(0.13%)拡大した。
一方、純金の保有量は2019年と同水準。6264万オンス(1948.1トン)を保った。21カ月連続の横ばいで推移している。
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