【亜州ビジネス編集部】取扱上位のコンテナ港湾で、上海が11年連続で世界首位の座を保った。2020年通年で4350万TEUに上る。うち国際中継ぎ貿易は14％増の530万TEUに達した。国内輸送は15％増の600万TEUに拡大している。洋山深水港（杭州湾洋山）などを擁する上海国際港務集団（上港集団：600018/SH）がこのほど報告した。
　新型コロナウイルスの制圧、経済活動の再開を追い風に、3〜4月から取扱量の回復基調が鮮明化している。特に第3四半期以降は伸びが加速した。年間で2.4％増を達成したとみられている。


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