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  ニュース     2021/04/09 19:01

山東省NEV保有は中国3位、20年末で40.5万台規模 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国沿海部の山東省で新エネルギー自動車(NEV)の保有台数が拡大している。2020年通年の新規登録台数は、前年比で49.1%の伸びを記録した。20年末の保有は40万5000台規模に達し、全国の行政区画で3番手に浮上している。山東省政府が8日に報告した。
 山東省のNEVメーカーは合計6社、これらの年産能力は合算で39万2000台に上る。NEV部品と関連企業は100社を超えた。動力電池の年産量は静電容量ベースで67億ワット時に拡大している。
 一方、国家電網、特来電、星星充電などの電気自動車(EV)充電プラットフォーム運営企業は44社を数えた。
 路線バスの分野でも新エネルギー化が進んでいる。新規に調達する車両に関し、全体の90%以上は電動車だ。山東省が運行するバス車両合計6万3000台のうち、4万6000台(71.5%)は電動化されている。
 公安部交通管理局によると、今年3月末時点の中国NEV保有は全国551万台。うち純電気自動車は81.53%を占める449万台に上った。第1四半期の新規登録NEVは、前年同期比295.20%増の34万8000台(19年第1四半期比↑86.76%)で推移している。
 新規登録自動車に占めるNEVは、今年第1四半期段階でわずか6.21%に過ぎない。今後の成長余地は大きいとみられる。


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