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  ニュース     2020/11/05 19:00

21年開業のユニバ北京リゾート、チケット購入優先権は1分で完売 無料記事

 2021年5月に開業予定のテーマパーク・リゾートエリア「ユニバーサル北京リゾート(北京環球度假区、UBR)」がこのほど、開園日などのチケット購入優先権を発売し、11月1日の発売分はわずか1分間で売り切れた。テーマパークの構成などの詳細も伝えられ、開園に向けてファンの期待は高まっている。北京青年報が4日付で伝えた。
 「ユニバーサル北京リゾート」は、北京市の副都心・通州区文化旅遊園区の中心エリアに位置し、総面積が4平方キロメール(うち1期が1.69平方キロメートル)。テーマパークの「ユニバーサル・スタジオ・北京」をはじめ、複合商業施設の「ユニバーサル・シティウォーク・北京」、パーク一体型ホテル2軒から構成される。ホテルは中国観光大手の首旅集団と独ホテル運営大手のケンピンスキーによる合弁会社、北京凱燕国際飯店管理が運営する。
 「ユニバーサル・スタジオ・北京」は、世界で7カ所目、アジアで3カ所目のユニバーサル・テーマパークとなる見通しだ。完成すれば世界最大規模となり、中国文化の特徴を織り込んだテーマパークになるという。園内には「カンフー・パンダ・ランド・オブ・オウサムネス」、「トランスフォーマーズ:メトロベース」、「ミニオン・ランド」、「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」、「ジュラシック・ワールド・イスラ・ヌブラル」、「ハリウッド・ブールバード」、「ウォーターワールド」をテーマとする7つのエリアが設置される予定だ。
 園内には20本の総合共同溝と54本の市政道路の設置が予定されており、現在工事が行われている。また、第1期エリアで遊具の据え付けとテストが進められている。
 通州区文化旅遊園区は京哈高速道路と環状道路の北京六環路に隣接し、新設を含むインターチェンジ3カ所とも近い。ユニバーサル北京リゾートの第1期エリアでは、年間延べ1200万〜1500万人の来訪を見込んでいる。


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