ニュース 2020/12/11 20:00
中国:国薬コロナワクチン承認間近か、物流テストも始動
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】国有企業の中国医薬集団(国薬集団:シノファーム)が傘下の中国生物技術を通じて開発を進める新型コロナウイルスワクチンについて、1週間以内にも国内での承認が下りる見通しだ。香港メディアの鳳凰網が消息筋情報として伝えたもの。承認が下りれば、すぐに市場への供給が開始される予定という。
その国薬集団は10日、コロナワクチンの全国配送に向けた物流テストを開始したと報告。40余りの企業が参加し、品質や情報の管理、貯蔵、配送などの過程に関して確認作業に着手したことを明らかにした。
中国生物技術のコロナワクチンを巡っては、アラブ首長国連邦(UAE)が先ごろ、市場への供給を承認した。中国製ワクチンの正式な承認は世界で初めて。あわせて発表された第3相試験(フェーズ3)の中期データによると、同ワクチンの有効率は86%、中和抗体陽転率(免疫ができる割合)は99%に達しているという。
これまでの報道によると、国薬集団は年内に1億剤の生産体制を整える計画だ。2021年には10億剤以上の生産が可能になる見込み。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
その国薬集団は10日、コロナワクチンの全国配送に向けた物流テストを開始したと報告。40余りの企業が参加し、品質や情報の管理、貯蔵、配送などの過程に関して確認作業に着手したことを明らかにした。
中国生物技術のコロナワクチンを巡っては、アラブ首長国連邦(UAE)が先ごろ、市場への供給を承認した。中国製ワクチンの正式な承認は世界で初めて。あわせて発表された第3相試験(フェーズ3)の中期データによると、同ワクチンの有効率は86%、中和抗体陽転率(免疫ができる割合)は99%に達しているという。
これまでの報道によると、国薬集団は年内に1億剤の生産体制を整える計画だ。2021年には10億剤以上の生産が可能になる見込み。
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