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  ニュース     2020/12/10 19:00

中国:20年はホテル15万軒倒産、フランチャイズ化加速へ 無料記事

 中国でも、新型コロナウイルスの世界的な流行がホテル業界に大きなダメージをもたらしている。ホテルチェーン大手、華住集団(1179/HK、HTHT/NASDAQ)の創業者で董事長でもある季キ氏は8日、控えめに見積もって、2020年のホテル閉鎖数は約15万軒に達するとの推計値を示した。倒産したホテルのうち98%が単体のホテル。アフターコロナの中国ホテル業界では、ホテルのブランド化、フランチャイズ化が進むと指摘している。複数メディアが伝えた。
 こうした流れの中、同社もホテル軒数の拡大方針を継続する。23年末まで年間100軒以上のペースで拡大していく計画だ。出店先としては、一線〜三線都市の商業エリアや観光地などを想定している。
 報道によると、ホテルチェーン店舗数の世界上位は順に米マリオット・インターナショナル、中国の錦江国際集団、米ヒルトン・ワールドワイド。華住集団は8位に位置する。
 華住集団は世界的に事業展開するマルチブランドのホテルグループ。10年3月に前身の漢庭酒集団が米ナスダック上場した。エコノミーホテルのブランドとして「全季酒店」「星程酒店」「漢庭酒店」「海友酒店」、リゾートホテルとして「漫心度暇酒店」などを展開し、ニーズに応じて分層化している。20年1月にはシンガポール子会社を通じ、ドイツ名門ホテル「シュタイゲンベルガー」運営企業の買収を完了した。


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