ニュース 2020/12/10 19:00
ADBが中国20年GDP成長率を上方修正、1.8→2.1%に
経済・統計
アジア開発銀行(ADB)は10日発表した「アジア経済見通し」の補足資料で、中国の国内総生産(GDP)成長率予想を2.1%に上方修正した。9月予測時の1.8%から0.3ポイント引き上げている。アジア新興国(45カ国)の成長率についても、マイナス0.7→マイナス0.4%に上方修正した。
ADBによると、新型コロナウイルスの世界的な流行がアジア経済に影響をもたらしたものの、その規模は予想を下回る見込み。特に、中国の景気回復ペースは想定以上だという。当面は引き続きコロナ禍が最大の懸念要素になるものの、ワクチン開発の進展などが景気回復を支える見通しとした。
21年については、中国の成長率を7.7%と予想。アジア新興国全体では6.8%のプラス成長に転じるとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ADBによると、新型コロナウイルスの世界的な流行がアジア経済に影響をもたらしたものの、その規模は予想を下回る見込み。特に、中国の景気回復ペースは想定以上だという。当面は引き続きコロナ禍が最大の懸念要素になるものの、ワクチン開発の進展などが景気回復を支える見通しとした。
21年については、中国の成長率を7.7%と予想。アジア新興国全体では6.8%のプラス成長に転じるとみている。
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