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  ニュース     2021/04/14 19:00

バイトダンスIPO計画始動か、上場先は香港 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】ショート動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック:中国でのサービス名は抖音)を提供する北京字節跳動科技(バイトダンス)がこのほど、香港での新規株式公開(IPO)に向けた準備に着手したもようだ。中国証券報が14日、消息筋情報として伝えたもの。同社はこの報道について、コメントを差し控えている。
 バイトダンスを巡っては先月、新設された最高財務責任者(CFO)職に、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)の国際部門トップを務めていた周受資氏が就任したと伝わった。この動きも、IPOに向けた準備の一環だという。また、これまでの報道によると、バイトダンスの企業価値評価額は現時点で、4000億米ドル(約44兆円)近くに達すると試算されている。
 バイトダンスはこれまでに、少なくとも9回の資金調達ラウンドを実施。セコイア・キャピタル、タイガー・グローバル・マネジメント、KKRなどの投資ファンドのほか、ソフトバンクなどから出資を受け入れた。累計の調達額は数百億米ドルに達し、これら資金は海外事業の拡大などに投入されてきたという。
 2012年設立のバイトダンスは「ティックトック」のほか、ニュースアプリ「今日頭条」、動画配信プラットフォーム「西瓜視頻」なども展開。今月19日には、電子決済サービス「抖音支付(ドウインペイ)」を正式にリリースした。中国の胡潤研究院が先ごろ発表した20年版「世界ユニコーン企業番付」では、企業価値5600億人民元(約8兆9850億円)で2位に付けた。


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