【亜州ビジネス編集部】「2020上海オンライン新経済フォーラム・虹橋サミット」が13日上海市長寧区で開催された。上海市経済情報化委員会による指導の下、中国新聞社、上海長寧区人民政府が共同で主催したもの。

　サミットでは主にモバイル決済、インテリジェント製造、オンライン・オフライン融合などを特徴とする新オンライン経済に焦点をあて、新型コロナウイルス対策が常態化するなかで、新オンライン経済の着実な発展を促進し、国内外の二重循環発展の新しいモデルを構築するための議論が交わされた。経済日報などが伝えた。

　上海市は今年4月、オンライン診療や金融サービス、展示会・見本市、産業用インターネットなど12分野を重点対象とする「オンライン産業発展行動計画」を発表した。市は今後、国内トップ水準の情報インフラを基盤に、オンライン産業の発展を促していく方針だ。

　上海市ではすでにインターネット通販やデジタルコンテンツ産業などが成長ドライバーとなり、地元経済発展を牽引している。デジタルコンテンツ産業の売上高は今年上半期（1〜6月）に前年同期比で20％増加した。


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