ニュース 2020/12/23 19:00
中国:コロナ感染拡大の大連市、全市民PCR検査へ
リスク管理・社会
遼寧省大連市で新型コロナウイルスの新規感染者が急増している問題で、地元政府は22日、全市民を対象とするPCR(核酸増幅法)検査の実施を決定するとともに、市民に「必要な場合を除き、大連から離れないよう」呼びかけている。
大連市衛生健康委員会の趙連・副主任によれば、感染経路や感染源を迅速かつ徹底的に遮断するため、同市は22日正午から3日間かけて、集中的にPCR検査を展開する予定。可能な限り検査し、誰一人として見逃すことがないようにする方針だ。また大連市伝染病予防管理指揮部の要請に基づき、当局は一般市民に対し、必要な場合を除き大連を離れないよう求めており、大連を離れる必要がある場合は7日以内にPCR検査陰性の証明書を提出しなければならないとした。市内各地には現在、PCR検査場が設置され、サンプリングや検査作業が粛々と行なわれている。
この要請に基づき、大連周水子国際空港(大連空港)は22日、同日付で航空便の利用制限を実施。PCR陰性証明書が提出できない乗客にはターミナルに入ることも禁止している。同空港では、利用者に対し、事前に「遼事通健康碼(健康コード)」と「国務院疫行程カード」を用意し、必要に応じて公共の場で体温検査やコードチェック受けるよう注意喚起。また遅延を避けるため、出発前に各航空会社に渡航先での防疫対策について確認するよう求めている。
大連市政府は23日、前日の22日に同市で新型コロナウイルスの新規患者1人と無症状感染者8人を確認したと発表した。大連市では21日にも新規患者2人と無症状感染者6人が確認されている。
大連市は遼寧省の南部に位置し、人口は約600万人弱となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
大連市衛生健康委員会の趙連・副主任によれば、感染経路や感染源を迅速かつ徹底的に遮断するため、同市は22日正午から3日間かけて、集中的にPCR検査を展開する予定。可能な限り検査し、誰一人として見逃すことがないようにする方針だ。また大連市伝染病予防管理指揮部の要請に基づき、当局は一般市民に対し、必要な場合を除き大連を離れないよう求めており、大連を離れる必要がある場合は7日以内にPCR検査陰性の証明書を提出しなければならないとした。市内各地には現在、PCR検査場が設置され、サンプリングや検査作業が粛々と行なわれている。
この要請に基づき、大連周水子国際空港(大連空港)は22日、同日付で航空便の利用制限を実施。PCR陰性証明書が提出できない乗客にはターミナルに入ることも禁止している。同空港では、利用者に対し、事前に「遼事通健康碼(健康コード)」と「国務院疫行程カード」を用意し、必要に応じて公共の場で体温検査やコードチェック受けるよう注意喚起。また遅延を避けるため、出発前に各航空会社に渡航先での防疫対策について確認するよう求めている。
大連市政府は23日、前日の22日に同市で新型コロナウイルスの新規患者1人と無症状感染者8人を確認したと発表した。大連市では21日にも新規患者2人と無症状感染者6人が確認されている。
大連市は遼寧省の南部に位置し、人口は約600万人弱となっている。
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