【亜州ビジネス編集部】「第4回 中国国際輸入博覧会（CIIE）」に対する出展希望数が順調に積み上がってきた。面積ベースの出展契約は、足元で全体の60％を超えている。主催の中国国際進口博覧局が報告した内容として、中国新聞網が2月26日に伝えた。

　新型コロナウイルスの防疫も含めて、事前の準備を進めている。計画中の展示面積は約36万平方メートル。自動車、ハイエンド装備、食品、農産物などの区画を設ける予定だ。

　外資勢に中国市場開拓の場を与える。今年も11月5〜10日にかけて上海市で開催する計画だ。

　2020年11月5〜10日の前回「第3回 CIIE」では、期間中の成約見込み額が合計726億2000万米ドル（約7兆7100億円）に上る。伸びは第2回比で2.1％にとどまったものの、新型コロナ流行による経済停滞という逆風を受けながらも、契約がプラス成長を確保した点が評価された。


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