ニュース 2021/05/17 19:00
中国:「大卒以上」人口は北京で15%、高学歴人材が増加
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の都市部を中心に、「大学卒業」以上の学歴を持つ人口の比率が高まっている。国家統計局が今月11日に発表した第7回人口センサス(国勢調査)の結果によると、首都・北京では人口10万人当たりの大卒以上人口が1万5467人となり、全体の15.47%を占めた。10年前の8930人、8.93%から大幅に増加している。同比率の高いエリアは順に、北京、上海、天津、内モンゴル、江蘇となった。第一財経が14日付で伝えた。
こうした高学歴人口の多くはデジタル・情報産業に就業している。北京では同産業に約138万人が従事しているとみられ、その数は上海と深センの合計を上回るという。
15歳以上の平均教育年数も延びている。中国全体で20年に9.91年となり、10年前の9.08年から増加した。全31省のうち、10年超の省が13カ所。トップは北京の12.64年で、上海が11.81年、天津が11.29年とこれに続いた。
一方、高学歴人口が少ないのは珠江デルタの広東。同エリアでは採用に際して学歴を問わず、「高卒レベルで十分」という企業も多いという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
こうした高学歴人口の多くはデジタル・情報産業に就業している。北京では同産業に約138万人が従事しているとみられ、その数は上海と深センの合計を上回るという。
15歳以上の平均教育年数も延びている。中国全体で20年に9.91年となり、10年前の9.08年から増加した。全31省のうち、10年超の省が13カ所。トップは北京の12.64年で、上海が11.81年、天津が11.29年とこれに続いた。
一方、高学歴人口が少ないのは珠江デルタの広東。同エリアでは採用に際して学歴を問わず、「高卒レベルで十分」という企業も多いという。
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