ニュース 2021/06/01 19:01
中国:広東のコロナ新規感染11人、広州は市外移動規制
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】広東省衛生健康委員会は1日、新型コロナウイルスの新規市中感染者が5月31日に11人確認されたと発表した。ほか、広州市で無症状感染者2人が確認されている。
中国青年網によると、広州市政府は感染拡大防止のため、5月31日午後10時から車とヒトの市外への移動を大幅に規制すると発表した。空港、鉄道駅、バスターミナルなどから広州を出る旅客は、「グリーン健康コード」と72時間以内のPCR検査の陰性証明の提示が必要。車で離れる場合も陰性証明が求められる。ただ、トラックは規制がなく、当局が近く幹線道路数カ所に無料のPCR検査場を設置し、運転手が受けられるようにする構えだ。
こうした中、広州市ではワクチン接種希望者が急増している。黎明・副市長は5月31日の記者会見で、ワクチン接種の個人予約受付を一時停止すると発表した。副市長によると、ワクチン接種希望者の急増を受け、各接種所が混雑し、かえって感染リスクが高まっているという。
なお、中国疾病対策予防センター(CCDC)研究員の馮子健氏は、広州市と深セン市で起きた感染拡大について、感染力が強い変異種ウイルスの流入が原因と指摘している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国青年網によると、広州市政府は感染拡大防止のため、5月31日午後10時から車とヒトの市外への移動を大幅に規制すると発表した。空港、鉄道駅、バスターミナルなどから広州を出る旅客は、「グリーン健康コード」と72時間以内のPCR検査の陰性証明の提示が必要。車で離れる場合も陰性証明が求められる。ただ、トラックは規制がなく、当局が近く幹線道路数カ所に無料のPCR検査場を設置し、運転手が受けられるようにする構えだ。
こうした中、広州市ではワクチン接種希望者が急増している。黎明・副市長は5月31日の記者会見で、ワクチン接種の個人予約受付を一時停止すると発表した。副市長によると、ワクチン接種希望者の急増を受け、各接種所が混雑し、かえって感染リスクが高まっているという。
なお、中国疾病対策予防センター(CCDC)研究員の馮子健氏は、広州市と深セン市で起きた感染拡大について、感染力が強い変異種ウイルスの流入が原因と指摘している。
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