ニュース 2020/12/14 20:00
中国人1日当たり平均余暇3.6時間、4線都市以下が最長
リスク管理・社会
中国人の1日当たり平均余暇時間(平日)は過去1年間で3.6時間だったことが分かった。中国社会科学院財政戦略研究院、中国社会科学院観光研究センター、社会科学文献出版社が9日に共同で発表した「レジャー白書:2019〜2020年中国余暇発展報告」の情報として、複数の中国メディアが報じた。
報告書によると、地域別の余暇時間は1線都市が3.4時間。4線都市以下が3.8時間と最も長く、これに対し、3線都市が3.3時間と最も短かった。
インターネットの急速な発展に伴い、時間と空間の制約を解消するスマートフォンの重要性が一段と高まっている。報告書によると、過去1年間で中国人の1日(週末を含む)平均ネット余暇時間は4.9時間だった。時間別の割合では、1日当たり1〜3時間が27.3%、3〜5時間が25.6%、5〜8時間が16.2%となっている。
男女別のネット余暇時間は基本的に変わらないが、年齢層が若いほどオンライン時間は長い傾向にある。00後(2000年代生まれ)が5〜8時間、90後が3〜5時間、60後、70後・80後が1〜3時間だった。また教育水準別では、総じて学齢が低いほどオンラインでの余暇時間が長くなるという特徴が見られる。
このほか、中国人の年間平均余暇支出は5647人民元(約9万円)だった。うち1001〜3000人民元が22.7%、3001〜5000人民元が10%、5001〜1万人民元が11.1%、1万人民元以上が11.8%となっており、1000人民元以下が44.4%を占めている。
中国の余暇消費規模は拡大を続けており、国民の余暇活動に対する選択肢が多様化するとともに質が高くなっているという。インターネット技術の急速な発展が国民の余暇活動に新たな可能性をもたらしていると報告書は指摘した。余暇消費は国民の「より良い暮らし」需要を満たす一方、消費のさらなる活性化、消費ポテンシャルの掘り起こしを促進すると説明。中長期的な余暇発展のための基盤構築に向けて、余暇政策をさらに調整し、従来型建設と革新的な計画を推進するよう提言している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報告書によると、地域別の余暇時間は1線都市が3.4時間。4線都市以下が3.8時間と最も長く、これに対し、3線都市が3.3時間と最も短かった。
インターネットの急速な発展に伴い、時間と空間の制約を解消するスマートフォンの重要性が一段と高まっている。報告書によると、過去1年間で中国人の1日(週末を含む)平均ネット余暇時間は4.9時間だった。時間別の割合では、1日当たり1〜3時間が27.3%、3〜5時間が25.6%、5〜8時間が16.2%となっている。
男女別のネット余暇時間は基本的に変わらないが、年齢層が若いほどオンライン時間は長い傾向にある。00後(2000年代生まれ)が5〜8時間、90後が3〜5時間、60後、70後・80後が1〜3時間だった。また教育水準別では、総じて学齢が低いほどオンラインでの余暇時間が長くなるという特徴が見られる。
このほか、中国人の年間平均余暇支出は5647人民元(約9万円)だった。うち1001〜3000人民元が22.7%、3001〜5000人民元が10%、5001〜1万人民元が11.1%、1万人民元以上が11.8%となっており、1000人民元以下が44.4%を占めている。
中国の余暇消費規模は拡大を続けており、国民の余暇活動に対する選択肢が多様化するとともに質が高くなっているという。インターネット技術の急速な発展が国民の余暇活動に新たな可能性をもたらしていると報告書は指摘した。余暇消費は国民の「より良い暮らし」需要を満たす一方、消費のさらなる活性化、消費ポテンシャルの掘り起こしを促進すると説明。中長期的な余暇発展のための基盤構築に向けて、余暇政策をさらに調整し、従来型建設と革新的な計画を推進するよう提言している。
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