【亜州ビジネス編集部】部品価格と完成車価格の比率を表す「零整比」が高止まりしている。中保研汽車技術研究院有限公司は今月、売れ筋自動車100モデルの零整比を公表。前回（2019年4月）と比べて13.96ポイント高い350.93％に達しと報告した。それぞれの部品販売価格を足し合わせた場合、完成車価格の3.5倍に上る実態を示す。
　TOP3は、北京メルセデスベンツCクラスの823.59％、華晨宝馬汽車（華晨BMW）X1の747.90％、東風インフィニティの732.24％。部品に比べて完成車が割高な実態を表す。
　半面、倍率の低いモデルは、比亜迪（BYD）F3、五菱宏光、長安CS75、宝駿730、一汽大衆（一汽VW）CC、吉利遠景SUV、上汽通用（上汽GM）ビュイックGL8、一汽大衆速騰、宝駿310、上汽通用英朗など。部品生産規模の大きい長安CS75、一汽大衆CC、吉利遠景SUVは約217％で推移した。


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