ニュース 2021/03/03 19:00
中国:1月粗鋼生産13%増、鋼材増産率は12%で推移
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】2021年1月の銑鉄生産量は6037万トン、粗鋼生産量は6902万トン、鋼材生産量は6538万トンで推移している。重点統計鋼鉄企業の統計として、中国鋼鉄工業協会が発表した。
1日平均の粗鋼生産は222万6400トン。前月比で1.38%、前年同期比で13.04%ずつ拡大している。鋼材生産は210万9000トン、前月比では2.30%減少しているが、前年同期比で12.13%増と10%以上も伸びた。また、重点統計鋼鉄企業の生産量に基づいて試算すると、前年同期比で全国の粗鋼は7.34%、鋼材は11.67%ずつ増産されている。
重点統計鋼鉄企業の鋼材在庫は1月末時点で1376万トンに達し、12月末から214万トン増加した。前年同期比では5.32%積み上がっている。また、20都市の鋼材5大品目の社会在庫は973万トンに上り、12月末から243万トン増加した。
中国鋼鉄工業協会が発表した1月のCSPI国内鋼材総合価格指数は、前月比1.20%低下の123.03となり、9カ月ぶりに下落している。年初は季節的に需要が弱まる時期であるが、原材料価格高により下落率は小さい。8大主要鋼材のうち6品目が値下がりした。うち冷間圧延シートは5.36%低下と下落率が大きい。値上がりは角鋼とシームレス鋼管の2品目で、上昇率は12月から鈍化した。
中物連鋼鉄物流専業委員会によれば、2月の鉄鋼産業のPMIは48.6と1月から4.3ポイント上昇した。需要回復を受けて生産指数は54.7と1月から6.0ポイントの急改善を達成している。1月の新規受注指数は7ポイント低下していたが、2月は8.3ポイント上昇の43.3に回復した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1日平均の粗鋼生産は222万6400トン。前月比で1.38%、前年同期比で13.04%ずつ拡大している。鋼材生産は210万9000トン、前月比では2.30%減少しているが、前年同期比で12.13%増と10%以上も伸びた。また、重点統計鋼鉄企業の生産量に基づいて試算すると、前年同期比で全国の粗鋼は7.34%、鋼材は11.67%ずつ増産されている。
重点統計鋼鉄企業の鋼材在庫は1月末時点で1376万トンに達し、12月末から214万トン増加した。前年同期比では5.32%積み上がっている。また、20都市の鋼材5大品目の社会在庫は973万トンに上り、12月末から243万トン増加した。
中国鋼鉄工業協会が発表した1月のCSPI国内鋼材総合価格指数は、前月比1.20%低下の123.03となり、9カ月ぶりに下落している。年初は季節的に需要が弱まる時期であるが、原材料価格高により下落率は小さい。8大主要鋼材のうち6品目が値下がりした。うち冷間圧延シートは5.36%低下と下落率が大きい。値上がりは角鋼とシームレス鋼管の2品目で、上昇率は12月から鈍化した。
中物連鋼鉄物流専業委員会によれば、2月の鉄鋼産業のPMIは48.6と1月から4.3ポイント上昇した。需要回復を受けて生産指数は54.7と1月から6.0ポイントの急改善を達成している。1月の新規受注指数は7ポイント低下していたが、2月は8.3ポイント上昇の43.3に回復した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。