ニュース 2020/12/18 19:00
中国:中央系AMCが20年ぶり誕生、「銀河資産管理」開業認可
政策・政治
中国で約20年ぶりに、中央政府系の国有資産管理会社(AMC)が誕生した。中国銀行保険監督管理委員会は17日、「中国銀河資産管理有限責任公司」の開業を認可したと発表。金融機関からの不良債権買い取り、不良資産管理・処理などの業務を認めることを明らかにした。中央政府系のAMCはこれまで、1999年までに設立された4大AMCだけだった。
バッドバンクに当たる中央政府系のAMCは、華融資産管理(2799/HK)、信達資産管理(1359/HK)、東方資産管理、長城資産管理の4社。1990年代に国有銀行の不良債権処理部門として設立された。ただ中国にはこのほか、地方政府系のAMCも多く存在する。
今回開業が認められた銀河資産管理の資本金は100億人民元(約1580億円)。中央政府直属の金融コングロマリット、中国銀河金融控股有限責任公司が65%出資する。ほか、政府系投資会社の中央匯金投資有限責任公司が13.3%、南京紫金投資集団有限責任公司が10%、北京金融街資本運営中心が6%、中信証券(6030/HK)が5.7%を出資する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
バッドバンクに当たる中央政府系のAMCは、華融資産管理(2799/HK)、信達資産管理(1359/HK)、東方資産管理、長城資産管理の4社。1990年代に国有銀行の不良債権処理部門として設立された。ただ中国にはこのほか、地方政府系のAMCも多く存在する。
今回開業が認められた銀河資産管理の資本金は100億人民元(約1580億円)。中央政府直属の金融コングロマリット、中国銀河金融控股有限責任公司が65%出資する。ほか、政府系投資会社の中央匯金投資有限責任公司が13.3%、南京紫金投資集団有限責任公司が10%、北京金融街資本運営中心が6%、中信証券(6030/HK)が5.7%を出資する。
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