ニュース 2020/12/18 19:00
中国:春節前にワクチン5000万人接種を計画、コロナ再拡大阻止
リスク管理・社会
新型コロナウイルスの感染再拡大を防ぐため、中国政府は春節(旧正月:来年の連休は2月11〜17日)前に5000万人のワクチン接種を計画しているもようだ。春節は帰省などで人の移動が爆発的に増えるため、今年初の感染拡大の大きな要因になったとされる。香港の英字紙、サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が17日、消息筋情報として伝えた。
全国の疾病管理予防センターの職員によると、優先度の高いグループ向けの大量接種に備え、今週16日に会議が行われた。接種されるワクチンは、中国医薬集団(国薬集団:シノファーム)傘下の中国生物技術、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の2社がそれぞれに開発したもので、1人当たり2回接種が必要。5000万人分として、計1億剤の準備が進められている。
1回目の接種は1月15日までに完了する見通し。2回目は2月5日までに接種を終える計画という。
前出のワクチン2種は第3相臨床試験(フェーズ3)の段階にある。中国のワクチン開発専門家、王軍志氏は今月4日の時点で、年内に6億剤の新型コロナウイルスワクチンが承認、上市されるとの見通しを示している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
全国の疾病管理予防センターの職員によると、優先度の高いグループ向けの大量接種に備え、今週16日に会議が行われた。接種されるワクチンは、中国医薬集団(国薬集団:シノファーム)傘下の中国生物技術、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の2社がそれぞれに開発したもので、1人当たり2回接種が必要。5000万人分として、計1億剤の準備が進められている。
1回目の接種は1月15日までに完了する見通し。2回目は2月5日までに接種を終える計画という。
前出のワクチン2種は第3相臨床試験(フェーズ3)の段階にある。中国のワクチン開発専門家、王軍志氏は今月4日の時点で、年内に6億剤の新型コロナウイルスワクチンが承認、上市されるとの見通しを示している。
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