ニュース 2021/03/08 19:00
中国:2月外貨準備3.2兆ドル、2カ月連続マイナス
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した今年2月末の外貨準備高は3兆2049億9400万米ドル(約347兆円)となり、前月比で56億7700万米ドル(0.18%)減少した。マイナス成長は2カ月連続。ただ、準備高は市場予想(3兆2000億米ドル)を上回った。
国家外貨管理局は同月の外為市場について、「安定を維持している」と指摘。準備高の減少に関しては、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展、主要国の金融・財政政策見通しなどが影響し、米ドル相場が上昇したためと説明している。また、主要国の株式、債券など資産価格が下落したことも影響した。
為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでも外貨準備高は減少。2月末時点で2兆2268億1700万SDRと、前月末から15億7500万SDR(0.07%)縮小した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国家外貨管理局は同月の外為市場について、「安定を維持している」と指摘。準備高の減少に関しては、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展、主要国の金融・財政政策見通しなどが影響し、米ドル相場が上昇したためと説明している。また、主要国の株式、債券など資産価格が下落したことも影響した。
為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでも外貨準備高は減少。2月末時点で2兆2268億1700万SDRと、前月末から15億7500万SDR(0.07%)縮小した。
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