ニュース 2021/01/20 18:59
中国:鴻海傘下FII、NTTの5G基地局受注か
産業・企業
傘下の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII:601138/SH)を通じ、台湾・鴻海精密工業(ホンハイ・プレシジョン・インダストリー:2317/TW)がNTTドコモから第5世代(5G)通信対応の小型基地局を受注したもようだ。20日付台湾・経済日報が市場観測として伝えた。
FIIは昨年末より楽天モバイル向けに同製品の出荷を開始しており、NTTドコモは日本の通信キャリアで2社目の顧客となる。製品は鴻海の米ウィスコンシン州の工場で生産する。米国で高付加価値製品の生産に取り組む鴻海のグループ戦略に沿ったもので、同工場の稼働率向上にも貢献する。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの通信キャリア4社は、ネットワークインフラに今後5年で3兆円の投資を計画中だ。うち2社から受注を得たFIIは、5G設備分野で大幅な業績成長が見込まれよう。
FIIは5G基地局の受注で、5Gネットワークソリューションプロバイダーの米エアスパンの協力を受けた。エアスパンはウィスコンシン工場に、米国の周波数共用方式であるCBRS(Citizens Broadband Radio Service:市民ブロードバンド無線サービス)を構築し、スマート製造と産業IoT応用を加速している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
FIIは昨年末より楽天モバイル向けに同製品の出荷を開始しており、NTTドコモは日本の通信キャリアで2社目の顧客となる。製品は鴻海の米ウィスコンシン州の工場で生産する。米国で高付加価値製品の生産に取り組む鴻海のグループ戦略に沿ったもので、同工場の稼働率向上にも貢献する。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの通信キャリア4社は、ネットワークインフラに今後5年で3兆円の投資を計画中だ。うち2社から受注を得たFIIは、5G設備分野で大幅な業績成長が見込まれよう。
FIIは5G基地局の受注で、5Gネットワークソリューションプロバイダーの米エアスパンの協力を受けた。エアスパンはウィスコンシン工場に、米国の周波数共用方式であるCBRS(Citizens Broadband Radio Service:市民ブロードバンド無線サービス)を構築し、スマート製造と産業IoT応用を加速している。
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