ニュース 2020/12/07 19:59
中国:ファーウェイ初の半導体工場、武漢で棟上げ
産業・企業
通信設備最大手、華為技術(ファーウェイ)が湖北省武漢市で建設中の同社初の半導体工場が棟上げを迎え、記念式典が行われた。中国国営総合建設グループ・中国建築股フン有限公司(CSCEC)傘下の中国建築第八工程局有限公司(中建八局)が2日、公式微博(ウェイボー)を通じて発表している。台湾・聯合報が同日伝えた。
同工場の投資額は18億人民元(約287億円)。20万8900平方メートルの敷地に生産工場と発電所、ソフトウェア工場、関連施設を設置する。工程は1期と2期に分かれており、2日は2期の最後の区画へのコンクリート流し込みが完了したことで棟上げとなった。1期は仕上げ作業の段階にある。
同工場はファーウェイの、半導体の設計から生産、パッケージング・テスティング(封止・検査)までの一貫工程形成を支援する。また、光分野やスマート端末などの、同社の中国中部最大の研究開発(R&D)拠点となる。
英フィナンシャル・タイムズによると、ファーウェイは上海でもチップセット工場の設置を推進している。米国由来の技術を一切使用せず、規制の網を逃れたい考え。同工場では2021年末に45ナノメートル(nm)製造プロセス製品の生産を開始し、28nmリソグラフィー技術を採用する計画。22年に自社通信製品向けに20nm以下の先進プロセス製品を供給することが目標だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同工場の投資額は18億人民元(約287億円)。20万8900平方メートルの敷地に生産工場と発電所、ソフトウェア工場、関連施設を設置する。工程は1期と2期に分かれており、2日は2期の最後の区画へのコンクリート流し込みが完了したことで棟上げとなった。1期は仕上げ作業の段階にある。
同工場はファーウェイの、半導体の設計から生産、パッケージング・テスティング(封止・検査)までの一貫工程形成を支援する。また、光分野やスマート端末などの、同社の中国中部最大の研究開発(R&D)拠点となる。
英フィナンシャル・タイムズによると、ファーウェイは上海でもチップセット工場の設置を推進している。米国由来の技術を一切使用せず、規制の網を逃れたい考え。同工場では2021年末に45ナノメートル(nm)製造プロセス製品の生産を開始し、28nmリソグラフィー技術を採用する計画。22年に自社通信製品向けに20nm以下の先進プロセス製品を供給することが目標だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。