ニュース 2020/12/07 19:59
ハイエンドIC不足で車業界に減産圧力、VW中国合弁が生産縮小
産業・企業
ハイエンドICチップの不足を受け、自動車業界の生産に影響が出ている。独フォルクスワーゲン(VW)の中国合弁会社が生産規模の縮小を強いられているようだ。一部の中国メディアが4日報じたところによると、第一汽車集団との合弁会社である一汽大衆汽車は月初から一部ラインの生産を停止。上海汽車集団(600104/SH)との合弁会社である上汽大衆汽車は今月4日から一部ラインの稼働を停止した。
中国政府系メディアも6日、VW中国法人の担当者の話として、新型コロナウイルスの流行による先行き不透明感が自動車電子部品の供給に影響していると報じた。中国自動車市場の回復も、部品需要の拡大につながっている。業界関係者によると、供給不足は2021年も続く見通し。
ただ、現地メディアがVW中国法人に取材したところ、ICチップ供給問題により影響を受けていることを認めたものの、事態は報道ほど深刻ではないとの回答を得た。現在、対応策を模索中という。
なお、上海汽車集団の最新発表によると、上汽大衆汽車の生産台数は今年1〜11月に136万9887台(前年同期比21.2%減)、販売台数は134万7985台(同23.7%減)だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国政府系メディアも6日、VW中国法人の担当者の話として、新型コロナウイルスの流行による先行き不透明感が自動車電子部品の供給に影響していると報じた。中国自動車市場の回復も、部品需要の拡大につながっている。業界関係者によると、供給不足は2021年も続く見通し。
ただ、現地メディアがVW中国法人に取材したところ、ICチップ供給問題により影響を受けていることを認めたものの、事態は報道ほど深刻ではないとの回答を得た。現在、対応策を模索中という。
なお、上海汽車集団の最新発表によると、上汽大衆汽車の生産台数は今年1〜11月に136万9887台(前年同期比21.2%減)、販売台数は134万7985台(同23.7%減)だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。