ニュース 2020/12/01 19:00
中国:山西省南部で野鳥H5N8感染、越冬地を消毒
リスク管理・社会
中国でも野鳥の高病原性鳥インフルエンザ(H5N8)流行が報告された。農村農業部はこのほど、山西省南部の平陸県でハクチョウ属の野鳥からH5N8の陽性反応が検出されたと発表。4000羽を超える群れのうち、少なくとも死亡2羽、発病2羽が出ていることを明らかにした。その後、27日までに新たな死亡は確認されていないという。
現地では11月18日、湿地巡視員が越冬生息地を視察。張村鎮老城の黄河近くで野鳥死骸を発見した。17日になってH5N8感染死が確認されたという。「平陸県三湾大天鵝景区」は封鎖し、一般人の出入りを禁じた。越冬地の席家坪黄河灘、茅津黄河灘、三湾天鵝湖、和車村黄河灘でも1日6回の消毒作業に着手。これらから距離3000メートル以内に近づかないよう、行楽者や住民に求めている。
H5N8は今年に入り、世界各地で感染例が報告された。日本、韓国、欧州、ロシア、イランなどで相次ぎ確認されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現地では11月18日、湿地巡視員が越冬生息地を視察。張村鎮老城の黄河近くで野鳥死骸を発見した。17日になってH5N8感染死が確認されたという。「平陸県三湾大天鵝景区」は封鎖し、一般人の出入りを禁じた。越冬地の席家坪黄河灘、茅津黄河灘、三湾天鵝湖、和車村黄河灘でも1日6回の消毒作業に着手。これらから距離3000メートル以内に近づかないよう、行楽者や住民に求めている。
H5N8は今年に入り、世界各地で感染例が報告された。日本、韓国、欧州、ロシア、イランなどで相次ぎ確認されている。
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