【亜州ビジネス編集部】工業情報化部の劉烈宏・副部長は19日、中国が世界最大規模の通信ネットワークを構築しているとの見解を示した。同部によると、今年2月末時点で第5世代（5G）移動通信の基地局数は79万2000カ所に達し、5G端末数は2億6000万台を突破。今年下半期には、5G端末数の全体に占める比率が80％前後まで上昇する見込みという。香港経済日報が20日伝えた。
　劉副部長によると、光回線ブロードバンド利用者が占める比率は足元で94％と、2015年時点の56％から大きく上昇している。国際機関のデータによれば、中国のモバイルネットワーク速度は世界139カ国・地域のうち4位にランクインするという。


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