ニュース 2021/04/20 19:01
中国:テスラ車の欠陥非難、女性が抗議=上海モーターショー
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】自動車展示会「上海モーターショー」初日の19日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの展示場で女性2人が暴れ、警備員に取り押さえられるという騒動があった。女性らは「ブレーキが利かない」とテスラ車を非難し、展示車のルーフに登るなどしたという。テスラの展示場は一時、警備員10人超が取り囲み、警戒線が張られるなど物々しい雰囲気に包まれた。19日午前11時45分には警戒線が取り除かれ、平常に戻ったという。鳳凰網など複数メディアが伝えた。
騒動を起こした女性2人は、テスラ車の事故を経験した元オーナーとみられている。報道によると、テスラはSNSの公式アカウントで「女性2人の訴えは不合理で、会社として妥協するつもりはない」とコメント。一方で「製品に問題があれば、徹底的に責任を持つ」とした。
テスラが上海市のギガファクトリーで「モデル3」の生産を開始した後、「ブレーキが利かない」などと訴えるオーナーが騒ぎを起こす例が相次いでいる。今年4月には、河南省で行われた自動車展示会で、女性オーナーが事故車とされる「モデル3」を開場入り口に放置。来場した見学者に、自身の事故の経験を訴える騒ぎが起きた。今年3月と昨年5月にも、テスラ車のオーナーがブレーキ不良で事故に遭ったとして、同社に抗議する様子がインターネット上に流れた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
騒動を起こした女性2人は、テスラ車の事故を経験した元オーナーとみられている。報道によると、テスラはSNSの公式アカウントで「女性2人の訴えは不合理で、会社として妥協するつもりはない」とコメント。一方で「製品に問題があれば、徹底的に責任を持つ」とした。
テスラが上海市のギガファクトリーで「モデル3」の生産を開始した後、「ブレーキが利かない」などと訴えるオーナーが騒ぎを起こす例が相次いでいる。今年4月には、河南省で行われた自動車展示会で、女性オーナーが事故車とされる「モデル3」を開場入り口に放置。来場した見学者に、自身の事故の経験を訴える騒ぎが起きた。今年3月と昨年5月にも、テスラ車のオーナーがブレーキ不良で事故に遭ったとして、同社に抗議する様子がインターネット上に流れた。
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