新エネルギー自動車（NEV）の販売台数が前年同期比の倍増を記録している。今年11月の動向は、前年同期比で生産が75.1％増の概算19万8000台、販売が104.9％増の20万台に拡大した。1〜11月にかけた年初来の累計でも、販売はプラス成長に回帰している。11カ月で生産が0.1％減の111万9000台に停滞したものの、販売は3.9％増の110万9000台に上ったという。工業情報化部がこのほど報告した。
　今年11月の動向は、車種別で純電気自動車（BEV）が生産で66.2％増の16万4000台、販売で100.5％増の16万7000台に拡大している。プラグインハイブリッド自動車（PHV）は生産で136.4％増の3万3000台、販売で128.9％増の3万30000台に伸びた。燃料電池自動車（FCV）は生産で7.2倍の288台、販売で28倍の290台に伸びたという。
　販売が急回復した原因に関して、専門家は購買需要の回復、（補助削減による）前年同期の販売停滞などを指摘した。多くの関係者は、NEVの生産と販売について、2021年も高成長が持続するとみている。


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