ニュース 2021/05/25 19:01
中国:銅市況15年ぶり高値、加工企業が減産基調に
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】原材料価格の高騰を受けて、銅加工企業が相次ぎ減産に追い込まれている。銅市況が15年ぶりの高値を切り上げるなか、多数の企業が減産態勢にシフトした。コスト増による経営リスクを軽減する狙いがある。毎日経済新聞などが25日付で伝えた。
中国の銅相場は、2006年に過去最高値を記録し、トン当たり約8万人民元(約136万円)にまで高騰。その後は、15年間にわたって4万〜6万人民元で推移した経緯がある。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大による各国中央銀行の資金供給拡大を追い風に、足元では7万人民元を超えた。
一方、原材料価格の高止まりを重視し、中国の銅加工メーカーは慎重姿勢に転じている。原材料の外部調達を控えるとともに、出荷量を目立って引き下げた。在庫が充足しているにもかかわらず、前年同期から一転して生産を絞り込んでいるという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の銅相場は、2006年に過去最高値を記録し、トン当たり約8万人民元(約136万円)にまで高騰。その後は、15年間にわたって4万〜6万人民元で推移した経緯がある。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大による各国中央銀行の資金供給拡大を追い風に、足元では7万人民元を超えた。
一方、原材料価格の高止まりを重視し、中国の銅加工メーカーは慎重姿勢に転じている。原材料の外部調達を控えるとともに、出荷量を目立って引き下げた。在庫が充足しているにもかかわらず、前年同期から一転して生産を絞り込んでいるという。
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