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  ニュース     2021/02/04 19:00

中国:北京経開区、半導体投資3兆円を誘致 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】北京経済技術開発区で3日、国家服務業拡大開放総合モデル区と中国(北京)自由貿易試験区ハイエンド産業片区への合計129の投資プロジェクトの集中契約式が行われた。合計投資額は約4000億人民元(約6兆5000億円)に上る。同経開区管理委員会によると、うち半分の2000億人民元(約36兆2500億円)以上は、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)傘下の中芯京城集成電路製造(北京)有限公司による12インチウェーハ工場投資を含む半導体関連だ。DRAMエクスチェンジが4日報じた。

 中芯京城の投資額は76億米ドル。全国最大規模の12インチ工場を建設する。月産能力10万枚、製品の回路線幅28〜130マイクロメートルを想定した。パッケージング・テスティング(封止・検査)工場も併設する。同社はSMIC傘下の中芯控股と国策半導体産業振興ファンド「国家集成電路産業投資基金二期(大基金ニ期)」、北京亦荘国際投資発展有限公司の三者によって2020年12月に合資で設立された。

 外資企業も計18件の投資を決めた。SMCとティアロック・シンガポールが中国本部を設置する他、シュナイダー・エレクトリックが研究開発(R&D)センターを立ち上げる。


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