ニュース 2021/05/10 19:00
中国:4月外貨準備3.198兆ドル、4カ月ぶり増加
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した今年4月末の外貨準備高は3兆1981億8000万米ドル(約348兆円)となり、前月比で281億5100万米ドル(0.89%)増加した。プラス成長は4カ月ぶり。ただ、準備高は市場予想(3兆2000億米ドル)をやや下回った。
国家外貨管理局は同月の外為市場について、「安定を維持している」と指摘。準備高の増加に関しては、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展、主要国の金融政策の見通し、マクロ経済動向などが影響し、非米ドル通貨の相場が上昇したためと説明している。
一方、為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでは外貨準備高は減少。4月末時点で2兆2271億6500万SDRと、前月末から96億4900万SDR(0.43%)縮小した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国家外貨管理局は同月の外為市場について、「安定を維持している」と指摘。準備高の増加に関しては、新型コロナウイルス感染症ワクチン開発の進展、主要国の金融政策の見通し、マクロ経済動向などが影響し、非米ドル通貨の相場が上昇したためと説明している。
一方、為替の影響を受けにくい国際通貨基金(IMF)の「特別引き出し権(SDR)」建てでは外貨準備高は減少。4月末時点で2兆2271億6500万SDRと、前月末から96億4900万SDR(0.43%)縮小した。
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