ニュース 2021/03/11 19:00
コロナ完全終息は22年下半期、中国専門家が見方
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】上海復旦大学付属華山病院感染科の張文宏・主任は10日、中国政府系メディアの取材に対し、新型コロナウイルスの感染拡大について「今年中にマスクを外すことは非常に難しい」と語り、年内の完全終息は困難との見解を示した。張主任はワクチン接種や海外感染状況をみる限り、「2022年下半期になってようやく、マスクを外せるようになる」と述べている。
年内の完全終息が困難とみる理由について張主任は、「中国は集団免疫を得るためのワクチン接種が終わっていない。国際的にも感染拡大が続いており、マスクを着用して予防する必要がまだある」と語った。
張主任はさらに、22年始めから世界でヒトの往来が再開すると予測。「輸入感染を防ぐため、それまでに中国はワクチン接種を終わらせる必要がある」と指摘した。
中国ニュースサイトの中華網によると、天津中医薬大学の張伯礼・学長も「国内の感染状況は落ち着いたが、海外で感染拡大が続いており、油断はできない」と述べた。さらに「マスクを外せるのは、少なくとも来年の春節(旧正月)後だと思う」と話している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
年内の完全終息が困難とみる理由について張主任は、「中国は集団免疫を得るためのワクチン接種が終わっていない。国際的にも感染拡大が続いており、マスクを着用して予防する必要がまだある」と語った。
張主任はさらに、22年始めから世界でヒトの往来が再開すると予測。「輸入感染を防ぐため、それまでに中国はワクチン接種を終わらせる必要がある」と指摘した。
中国ニュースサイトの中華網によると、天津中医薬大学の張伯礼・学長も「国内の感染状況は落ち着いたが、海外で感染拡大が続いており、油断はできない」と述べた。さらに「マスクを外せるのは、少なくとも来年の春節(旧正月)後だと思う」と話している。
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