ニュース 2021/03/11 19:00
中国:微博リツイート1億回、「95後」が違法アプリ開発
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】北京市豊台区の地元裁判所はこのほど、「中国版ツイッター」と呼ばれる微博(ウェイボー)のリツイート数を不正に操作できるアプリを開発・販売していた「95後(1995〜99年生まれ)」の男に懲役5年の刑を言い渡した。男の違法所得は625万人民元(約1億円)に上っていたという。澎湃新聞が10日付で伝えた。
リツイート数を操作する仕組みは、微博のアカウントをアプリを使って外部からバンディング(紐付け)し、実際にログインすることなく、同サーバー内のリツイート数などのデータを「誤認」させるというものだ。リツイート数のほか、コメントや「いいね」の数も同様に操作できるという。
同アプリを違法に開発・販売していたのは、福建省泉州市出身で1995年生まれの蔡被告(姓のみ公表)。大学を中退したあと、自身で「星援網絡科技」という名の会社を立ち上げていた。
蔡被告は2018年1月から19年3月にかけ、同アプリの販売により計625万人民元を売り上げ、住宅購入資金などに充てていた。アプリ購入者は17万人に及び、バンディングされたアカウント数は3000万件。中には同アプリを利用し、リツイート数を1億回に偽装するユーザーもいたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
リツイート数を操作する仕組みは、微博のアカウントをアプリを使って外部からバンディング(紐付け)し、実際にログインすることなく、同サーバー内のリツイート数などのデータを「誤認」させるというものだ。リツイート数のほか、コメントや「いいね」の数も同様に操作できるという。
同アプリを違法に開発・販売していたのは、福建省泉州市出身で1995年生まれの蔡被告(姓のみ公表)。大学を中退したあと、自身で「星援網絡科技」という名の会社を立ち上げていた。
蔡被告は2018年1月から19年3月にかけ、同アプリの販売により計625万人民元を売り上げ、住宅購入資金などに充てていた。アプリ購入者は17万人に及び、バンディングされたアカウント数は3000万件。中には同アプリを利用し、リツイート数を1億回に偽装するユーザーもいたという。
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