【亜州ビジネス編集部】中国人消費者が民族系ブランド自動車の購入意欲を強めている。「自動車の購入時にどのブランドを選好したいか？」とする設問に対し、「中国の民族系ブランドを選びたい」の回答比率は2016年の「22％」から21年の「49％」にまで27ポイントも上昇した。特に「95後」（95年以降生まれ世代）は、中国民族系ブランドの選好比率が高い。1990〜1994年生まれの世代より12ポイントも多い「61％」を記録している。調査機関J.D.パワーの報告内容として、中国新聞網が25日付で伝えた。

　「向こう半年内に自動車を買いたい」と回答した層のうち、「95後」は全体の11％を占めている。中国の民族系ブランドと新エネルギー自動車（NEV）に対して高い関心を示した。民族系ブランドを選ぶ理由については、デザイン、乗り心地、操作性、安全性、燃費などが挙げられている。

　「買うならNEVを優先したい」の回答比率も年々拡大してきた。18年時点の「3％」から今年の「16％」に上昇している。


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