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  ニュース     2020/11/11 19:00

中国RPG新作「原神」、スマホゲーム売上高世界TOP 無料記事

 中国のオンラインゲーム市場に新たな人気作品が誕生した。ソーシャルゲーム開発・運営の上海米哈游網絡科技股フン有限公司(miHoYo)が9月28日に投入したロールプレーイングゲーム(RPG)「原神(Genshin Impact)」が話題となっている。1カ月で2億4500万米ドル(約258億円)を売り上げた。中国で初めてBOX、IOS、Android、PC、PS4、NSの全プラットフォームで一斉配信されている。米調査会社Sensor TowerがApp StoreとGoogle Playを総計した内容として、中新経緯が11日に伝えた。
 9月28日から10月27日にかけたスマートフォン(スマホ)売上高ランキングでは、原神が世界トップ(全機器を通じた世界2位)に大躍進。毎日817万米ドルを売り上げた計算となる。2〜5位は2億1600万米ドルのマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ「王者栄耀(Honor of Kings)」、1億9500万米ドルのバトルロイヤルシューター「PUBG Mobile」、1億2200万米ドルの位置情報ゲーム「PPok mon GO」、1億700万米ドルのアクションRPG「MMonster Strike」が続いた。
 米哈游は2012年2月13日に発足。「崩壊学園」「崩壊学園2」「崩壊3rd」などを投入した豊富な運営経験に基づいて新作を開発した。米国や日本でも歓迎されている。
 2017年に株式上場を申請したものの、却下された経緯がある。過去の報告によると、17年上半期の業績は、売上高が5億8800万人民元(約93億8000万円)、純利益が4億47000万人民元。粗利益率は76.02%を記録したという。


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