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  ニュース     2021/03/01 19:01

中国:乗用車2月リコール62万1224台、前年同期比382%増 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】今年2月の乗用車製品リコールは、中国全体で12件の合計62万1224台を数えた。対象車の総数は、前月(10件の7万3864台)比で741.04%、前年同期(7件の12万8910台)比で381.91%ずつ拡大している。国家市場監督管理総局の欠陥産品管理センターが報告した。

 ブランド別では、韓国系の現代自動車が42万5201台に達し、リコール対象車両全体の68.45%を占めている。これにドイツ系の6件で13万4857台(リコール対象車両全体の21.72%)、米国系の3件で4万1396台(6.66%)、新興自動車勢の3万6126台(5.82%)、中国自主の1件で1万9680台(3.17%)、英国系の90万台(0.01%)などが続いた。

 現代自動車の新型SUV「途勝(Tucson)」はHECU(Hydraulic Electronic Control Unit)に不具合可能性がある。内部がショートし、エンジンルームの出火につながる恐れが指摘された。

 現地法人の特斯拉汽車(北京)有限公司を通じ、テスラは海外生産した「Model S」と「Model X」で合計3万6126台をリコールする。2月のリコール台数だけで、2020年通年分を超えた。

 通用五菱汽車有限公司は自主ブランドの「宝駿」シリーズ1万9680台を補修する。変速機に不具合の可能性があり、すでに生産停止した「宝駿560 DCT」を修理すると通知した。

 



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