ニュース 2022/06/21 18:00
中国:銀行に長蛇の列、封鎖解除で現金需要急増=上海
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国の上海市で、銀行各店の前に預金者の長い行列ができている。今月1日に新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が解除されて以降、現金の需要が急増したことなどが背景だ。市金融当局は17日、各銀行に営業時間の延長やATMに入れる現金を増やすよう指示した。澎湃新聞など複数メディアが伝えた。
中国人民銀行(中央銀行)上海本部によると、今月1〜15日の現金供給量は前年同期の約4倍。封鎖解除に伴う現金需要の急増に加え、高齢者の年金受け取りが集中していることなどが背景にある。銀行各店では、多くの高齢者が椅子を持参し、未明から並ぶ姿が見られるという。
上海では6月中旬以降、連日で気温が30度以上に上昇。銀行前には毎日、朝からうちわなどを手にした預金者が並んでいる。午前6時に家を出たという預金者の1人は「暑くても仕方がない。これ以上、現金引き出しを延ばせない」と語った。
上海市のほか、遼寧省丹東市などでも、銀行多数で現金が引き出しにくくなり、預金者が長い行列をつくる騒ぎが起きている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国人民銀行(中央銀行)上海本部によると、今月1〜15日の現金供給量は前年同期の約4倍。封鎖解除に伴う現金需要の急増に加え、高齢者の年金受け取りが集中していることなどが背景にある。銀行各店では、多くの高齢者が椅子を持参し、未明から並ぶ姿が見られるという。
上海では6月中旬以降、連日で気温が30度以上に上昇。銀行前には毎日、朝からうちわなどを手にした預金者が並んでいる。午前6時に家を出たという預金者の1人は「暑くても仕方がない。これ以上、現金引き出しを延ばせない」と語った。
上海市のほか、遼寧省丹東市などでも、銀行多数で現金が引き出しにくくなり、預金者が長い行列をつくる騒ぎが起きている。
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