ニュース 2021/12/08 18:00
ラオス中国鉄道、初の国際貨物列車運行 
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】先週3日に全線開通したラオスと中国を結ぶ「ラオス中国鉄道」で、両国間の国際貨物列車が初運行された。中国・成都国際鉄道貨物駅の発表によると、第1便となった国際貨物列車は4日に同駅と重慶国際物流ハブパークを出発。雲南省を経て、3日以内にラオスの首都ビエンチャンに到着したとみられる。
列車は、中国重汽集団成都王牌商用車(シノトラック・ワンパイ)が製造した小型商用トラックや、ナッツ類、二輪車部品、化学製品などを積載。シノトラックは以前、ビエンチャンまで2000キロメートルの距離を陸運で約10日間かけて製品を運んでいたが、開通によって時間と労務コストが大幅に短縮され、輸送の安全性も高まったと歓迎している。
同鉄道はラオスと中国の国境の、雲南省モーハン鎮を通過する。モーハン税関は新型コロナウイルスの流行によって10月以降閉鎖されているが、年内には再開する見通し。6日付のタイ中国語紙・世界日報によると、タイ国内でもラオス中国鉄道への期待は高く、税関再開後は中国への水産物やフルーツの輸出拡大が予想されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
列車は、中国重汽集団成都王牌商用車(シノトラック・ワンパイ)が製造した小型商用トラックや、ナッツ類、二輪車部品、化学製品などを積載。シノトラックは以前、ビエンチャンまで2000キロメートルの距離を陸運で約10日間かけて製品を運んでいたが、開通によって時間と労務コストが大幅に短縮され、輸送の安全性も高まったと歓迎している。
同鉄道はラオスと中国の国境の、雲南省モーハン鎮を通過する。モーハン税関は新型コロナウイルスの流行によって10月以降閉鎖されているが、年内には再開する見通し。6日付のタイ中国語紙・世界日報によると、タイ国内でもラオス中国鉄道への期待は高く、税関再開後は中国への水産物やフルーツの輸出拡大が予想されている。
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