ニュース 2022/07/19 18:00
中国:若年層の恋愛観が淡白に、マッチングサービスでは高額請求も
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】「Z世代」(1995〜2009年生まれ)を中心に、若年層の恋愛観が年々淡白になってきている。江蘇省消費者保護委員会が2021年9月に発表した「婚活マッチングサービスの消費調査報告」の内容として、中国青年報が15日付で伝えた。
同報告書によると、中国婚活マッチングサービスのインターネット会員は、特別な入会審査もなく、実店舗情報の審査も形式的で虚偽店舗もある。婚姻や恋愛に際し、高額な費用を請求されるばかりで効果が不明であるほか、一部では虚偽宣伝も横行していると指摘。婚活業界が規範に欠けるなか、消費者が距離を置くようになった。
また、会員24.2%がネット婚活サービスで1万5000〜3万人民元(約30万〜60万円)を支出し、実店舗に10万人民元以上を支払った消費者も0.6%いた。ほぼマネーゲームと化しているのが実態という。
国家統計局の調べでも、都市部住民の平均初婚年齢は28.84歳、農村部でも28.38歳と過去10年で3〜4歳ずつ上昇した。別の調査でも、特に女性の間で「結婚は必須ではない」、「結婚によって生活の質が下がるのが心配」という声が紹介されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同報告書によると、中国婚活マッチングサービスのインターネット会員は、特別な入会審査もなく、実店舗情報の審査も形式的で虚偽店舗もある。婚姻や恋愛に際し、高額な費用を請求されるばかりで効果が不明であるほか、一部では虚偽宣伝も横行していると指摘。婚活業界が規範に欠けるなか、消費者が距離を置くようになった。
また、会員24.2%がネット婚活サービスで1万5000〜3万人民元(約30万〜60万円)を支出し、実店舗に10万人民元以上を支払った消費者も0.6%いた。ほぼマネーゲームと化しているのが実態という。
国家統計局の調べでも、都市部住民の平均初婚年齢は28.84歳、農村部でも28.38歳と過去10年で3〜4歳ずつ上昇した。別の調査でも、特に女性の間で「結婚は必須ではない」、「結婚によって生活の質が下がるのが心配」という声が紹介されている。
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