【亜州ビジネス編集部】北京冬季五輪組織委員会は18日、そり競技の国際テスト大会に出場するため北京を訪れていた外国人選手1人が16日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。そり競技の選手の陽性者は3人目となる。澎湃新聞が伝えた。

　同選手は無症状だが、規則に従って隔離され、経過観察を受けている。同選手は検査前、別の無症状感染者と濃厚接触していた。

　同委員会によると、11月4日にも国際テスト大会出席のためチャーター機で北京に到着した外国人選手1人が、空港検疫で新型コロナ陽性との診断を受けた。この選手は専門の隔離施設に送られている。また、11日にも別の選手1人が陽性と診断された。

　北京冬季五輪は2022年2月に開催予定。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（RFA）によると、当局は五輪関係者と外部を遮断する「バブル方式」による厳しい管理を実施し、選手らは毎日、PCR検査を義務付けられる。


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