ニュース 2022/06/27 18:00
中国:反マネロンなど罰金7億円、前年比3倍=人民銀上海本部
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国人民銀行(中央銀行)上海本部はこのほど、反マネーロンダリング規制違反などの金融違反行為に対し、2021年に3560万人民元(約7億1200万円)の罰金を科したことを明らかにした。罰金額は2020年と比較して238%増加している。毎日経済新聞が23日付で伝えた。
処罰を受けた金融機関は銀行3行のほか、ノンバンク1社、ノンバンク系決済機関4社など。各法人組織のほか、直接責任者の個人も処罰の対象となった。
違反行為は反マネーロンダリング規制違反が全体の57%を占め、支払・決済規制違反が41%を占めた。具体的な内容は、マネーロンダリングでは、本人確認や顧客リスク管理の監査未実施、高リスク顧客確認措置の未実施、大口・不審取引報告の未実施、資金取引の監視未実施など。決済規制違反では、不適切な金利設定などが挙げられている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
処罰を受けた金融機関は銀行3行のほか、ノンバンク1社、ノンバンク系決済機関4社など。各法人組織のほか、直接責任者の個人も処罰の対象となった。
違反行為は反マネーロンダリング規制違反が全体の57%を占め、支払・決済規制違反が41%を占めた。具体的な内容は、マネーロンダリングでは、本人確認や顧客リスク管理の監査未実施、高リスク顧客確認措置の未実施、大口・不審取引報告の未実施、資金取引の監視未実施など。決済規制違反では、不適切な金利設定などが挙げられている。
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